綿バーズ

4代目

2011年05月13日 22:44

今回の日本における巨大地震で
震災の被害にあわれたすべてのみなさんに
心からお見舞い申し上げます。

また、亡くなられた大勢のみなさんの
ご冥福をお祈り申し上げます。

新しい日本の幕開けを信じて
世界中の人々が手本にしたくなるような
復興をみんなの力を集結して勝ち取るために僕も前を向き、できることやります!

【東日本大震災及び長野県栄村を中心とする地震に関する情報】 
~義援金、救援物資、ボランティアなどについて~
【長野県庁HP】
【長野市役所HP】


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ふとん屋の近所の方は知っていたかもしれませんが

まだまだ、肌寒い3月のとある日。
僕は店先に種をまきました。



多くの命を一瞬で奪った2か月前のあの直後です。
TVの前で涙を流していたって何も解決しない。

僕があの時、「何かしたい!」と一心不乱に行動したのは『綿花の種』まきでした。



僕には人間の新しい命をつくりだす能力はないけど、
綿花の種ならできるかも・・・・・・・・・・・・・・・そう願って。



とにかく人間の力では、どうにもならない何かに逆らうように。




でも、4月に入ってそのポットはどかしました。
待てど暮らせど芽は出てきませんでした・・・。




通りすがりの観光客や
興味をもっていただいたマスコミの方に聞かれました。

お客さんや、取引先、町内の方や、お隣さんにも・・・。


『あれ、どうしたの?』
『綿花のポットはどこへ?』
『芽は出たの?』
『そうか!もう畑に移し替えたんでしょー。』


僕:『いや、あきらめました。』
   『もうでてこないと判断して片付けました。』



『えーそうなの、ざんねーん』
『あきらめるのが早すぎない?もう少し待ってみなよー!』
『お前バカだなー、だいたい植えるのが早すぎるんだよ』

『綿花は連休明けの5月がベストなのに自然に逆らってどうすんだ、当たり前のことだよ!
芽なんて出るわけがない!』



あるお方に諭される。
そう、当たり前なんだよな・・・。


人間が自然に逆らっても、いい結果は生まれないんだ・・・。


僕ら人間はこうやって自分たちの都合で自然に逆らい、壊し、共存ではなく支配してきたんだね。




これを、早すぎる綿花の種まきで自ら実感させられたのでした。




この現実を突きつけられてまた、涙が止まらなかったです。
この地球上で人間が一番賢くて、偉くて、何でも支配でき、コントロールできると思い込んでいた日々。




『そうじゃないんだよ!』という
【綿花の種】から叫び声が聞こえてきました。




無駄になったけど、
50粒の綿花の種から大きな気づきをいただきました。




そして、気を取り直して・・・。




店先の綿花栽培は5月16日(月)あたりに、再挑戦しようと思います。




と、その前に・・・・。




昨年より、信州新町にある「てっちゃん農園」のてっちゃんと
男2人ではじめた【長野産綿花栽培】はいよいよ今度の日曜日。




5月15日に
信州新町のとある畑で、昨年の倍以上の広さで【綿花の種まき】をしてきます。




興味のある方や友人を連れて・・・。




自然に逆らうことなく。










長野産綿花栽培ネットワーク【通称】:NMN(エヌエムエヌ)

【コードネーム】:綿バーズ(めんばーず)がいよいよ始動します!




具体的にはまだ秘密です(笑)




これを機に
このブログのカテゴリ名も昨年までの【綿花のめんちゃん】から


[NMN]綿バースに変更いたします。





あとは、自然の流れに身をまかせて・・・♪
















僕らにできること!
東北地方太平洋沖地震

【義 援 金】


門前のみんなは
コチラへ直接!

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