すきなまち
【2011.10.9 湯福神社のお祭りより】
若い人が町の賑わいを変えていくことも大切ですが
若い人だけで勝手に相撲をとっても面白くありません。
僕がこの地域にかえってきて3年目。
それ以上に大切だと感じているのが
年配者の存在と『若いもんには負けるかっ!』という歴史と経験に裏付けされたパワーです。
昨日の朝は、町を守ってくださる風の神様がいる
湯福神社の横を流れる湯福川河川清掃に参加しました。
【すでにきれいになった川の中】
・・・スミマセン、ビフォーアの画像がなくて、やる前は川の流れが見えないくらい草がボーボーでした。
女の子の学生さんが一人いたので、
事実上は僕が2番目に若いのではないでしょうか?
平日の9:00からサラリーマンはなかなか来れません。
僕は
『ふとんまつり』の最終日の大事な朝でしたが、
親父(3代目)に頼み込んで【感謝!】1時間ほど汗を流しに行ってきました。
神(かみ)さんの横を流れる川に、
まったくこの川と関係のない遠くの地域からもご老人が集まり
総勢50名ほどでバババーッと川に入り鎌で草を刈り、
刈った草をそのまま川に流しながら、下流でまとめて、長野市のトラックへ運びます。
足痛い
腰痛い
首痛い
膝痛い
なんだかんだ言いながら、みんなで手元はテキパキと草を刈っていく姿は
何んとも一緒にやっていて気持ちがいいもんです。
かっけーーーー!
70歳以上の集団の中で一緒に仕事をする機会なんて
そうそうないでしょ。
僕がどうこう指図することはありません。
とんでもありません。
ただただ言われるがまま、
大先輩の指示命令に従う僕ですが、これが心地いいのです。
『よく来たな、ふとん屋の息子!』
その一言で
僕はますますこの町が好きになっちゃうのである。
地域では
自分が先頭を切って向かっていく仕事も
人に指示命令されて、素直に動く仕事も
両方できないといけないですね。
そのハザマに何があるのか?
答えはまだ見えませんが、僕があと35年歳をとったらわかるかな?
それまで積極的に
こういう場に参加したいです。
『おおっ!若いもんが良く来たなー!』
僕も言ってみたい。
すてきなまち
は
すきなまちから・・・はじまる。
長野第一地区住民自治協議会
環境部会 公募委員
箱山 正一
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