すきなまち

4代目

2011年10月18日 22:36


【2011.10.9 湯福神社のお祭りより】


若い人が町の賑わいを変えていくことも大切ですが
若い人だけで勝手に相撲をとっても面白くありません。



僕がこの地域にかえってきて3年目。
それ以上に大切だと感じているのが



年配者の存在と『若いもんには負けるかっ!』という歴史と経験に裏付けされたパワーです。


昨日の朝は、町を守ってくださる風の神様がいる
湯福神社の横を流れる湯福川河川清掃に参加しました。


【すでにきれいになった川の中】
・・・スミマセン、ビフォーアの画像がなくて、やる前は川の流れが見えないくらい草がボーボーでした。


女の子の学生さんが一人いたので、
事実上は僕が2番目に若いのではないでしょうか?


平日の9:00からサラリーマンはなかなか来れません。


僕は『ふとんまつり』の最終日の大事な朝でしたが、
親父(3代目)に頼み込んで【感謝!】1時間ほど汗を流しに行ってきました。





神(かみ)さんの横を流れる川に、
まったくこの川と関係のない遠くの地域からもご老人が集まり

総勢50名ほどでバババーッと川に入り鎌で草を刈り、
刈った草をそのまま川に流しながら、下流でまとめて、長野市のトラックへ運びます。


足痛い
腰痛い
首痛い
膝痛い


なんだかんだ言いながら、みんなで手元はテキパキと草を刈っていく姿は
何んとも一緒にやっていて気持ちがいいもんです。


かっけーーーー!


70歳以上の集団の中で一緒に仕事をする機会なんて
そうそうないでしょ。


僕がどうこう指図することはありません。
とんでもありません。


ただただ言われるがまま、
大先輩の指示命令に従う僕ですが、これが心地いいのです。


『よく来たな、ふとん屋の息子!』


その一言で
僕はますますこの町が好きになっちゃうのである。


地域では


自分が先頭を切って向かっていく仕事も
人に指示命令されて、素直に動く仕事も



両方できないといけないですね。






そのハザマに何があるのか?






答えはまだ見えませんが、僕があと35年歳をとったらわかるかな?






それまで積極的に
こういう場に参加したいです。






『おおっ!若いもんが良く来たなー!』






僕も言ってみたい。






すてきなまち



すきなまちから・・・はじまる。













長野第一地区住民自治協議会
環境部会 公募委員
箱山 正一





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